体育研究と教師の成長

新米研究者の研究・教育に関するデジタルポートフォリオ

賓主互換

本学はチューター制である。

4回生5人

3回生6人

1回生20人

の学生を担当している。

その学生の成績表が来た。

がんばっている学生もいれば

荘でない学生もいるが

全てを含めて学生である。

その学生の後期の時間割をチェックすることが

後期最初の仕事となる。

よって,3と4年生は一人ずつ

1年生は大まかに

後期の時間割をつくってみた。

そうすることで私の頭の中にイメージができるし

チェックが早くなるからだ。

私が学生時代は学生任せだったが

時代は変わったと思う。

まぁ,後期の準備と思って

自由自在に学生の立場も教師の立場もわかるように

準備だけはしておいた。

来週からは再び研究に没頭しよう!!

 

自分に厳しく

小学校教員から大学教員になるときに

恩師のところに相談に行った。

その際,大学教員になるのに反対はしないが

なるのだったら…

と言われていただいた言葉がタイトルである。

本年度も先週末が体育学会

今月末が教師教育学会

来月半ばが教育工学会で発表で

自分に厳しくはしているつもりだ。

しかし,先週末が終わってから

気が抜けている自分がいるのも事実だ。

次の学会まで3週間あるという気持ちが原因である。

なるほど、これで何も発表もせず論文も書かずなら

確かに堕落するだろう。

これをさして「自分に厳しく」と言って頂いたのだ

と今になってわかる。

恩師は先週韓国から日本に帰っても

教職大学院の仕事に

他大学の講師に

学会発表の準備にと多忙しだ。

その姿を知っているからこそ

そして憧れているからこそ

堕落しようは思わないが

今こそ恩師の言葉で気合を入れよう!!

 

大学教員の研究授業

タイトルと内容がずれるのだが

タイトルは恩師の言葉

「大学教員にとって学会発表とは

 小学校教員の研究授業と同じ」

を縮めたものだ。

土曜日に体育学会で発表を行った。

つたない内容なのは百も承知だが

何もしないよりは発表と思い

何とか形にしたものだ。

そのような発表に対しても

厳しい意見や新たな知見を頂き

恩師の言葉通り

小学校教員の頃の研究授業後と同じ

気持ちになった。

「やってよかった」

9月末と10月半ばにあと二つ発表するが

とりあえず恥をかこう。

そして体で学んでいこうと思う。

恥をかく

昨日は久しぶりのお茶の稽古。

稽古のこと以上に

先生から11月に行う茶事のことについて

いろいろな話を聞いた。

そのなかで「恥をかくこと」が印象に残った。

茶道も理屈だけではなく

実践が必要である。

「茶禅一味」と言われるほど

禅との関係が深いので

行動が求められる。

例えば家元といえども

茶事になれば同じことを行う。

できなくなる=引退の世界である。

だからこそ上達の道は

やる,そして「恥をかく」となる。

恥をかくと体で覚えるからだ。

明日から学会である。

発表をするが恥をかこうと思う。

40代はとりあえずたくさん恥をかいて

研究者の世界を体得しようと思う。

師匠からの学び

このブログは師匠の真似る(まなぶ)

ためにスタートした。

本家は「研究・教育に関するデジタルポートフォリオ」として

ほぼ毎日更新されている。

ここ数日は他大学の集中授業の内容を

記述されている。

このような記述が私にとっては学びとなる。

月に1回勉強会を開いていただいているが

そこで学んだことについて

書かれていることもある。

師匠との出会いが今の自分を作ってくれたが

これからの自分も作るのも師匠!!

というと「自分でがんばれ!!」と言いながらも

気にかけてくれるのが我が師匠である。

憧れであり,永遠の目標である。

勉強に無駄なし

来週発表のデータ自体が

初歩的なミスであることがわかった。

統計的方法の意味がわかっていないため

何をしているのかわからずに

とりあえずやっている感がある。

そのため,やりながらいろいろなことを知っていくため

今回のようなことが起こる。

昨年から書籍もいろいろと買っているが

去年読んで全くわからなかったことが何となくわかったり

気にも留めなかったような記事が重要であると気づいたりで

ホント勉強に無駄はないと実感する。

ただ,残された時間は少ないので

とりあえず何とかせねば!!

「わかっている」ということ

ここ数日原稿を書いているので

参考資料として佐伯胖さんの本を読むと

学びが多い。

難しいことが簡単に書いてある。

しかも書かれていることを読むと

奥が深い。

きっと本当にわかっているのだと思う。

同じ研究者として佐伯さんのようになりたい。

また、再度佐伯さんの本を読み直すと

今だからわかることも多々ありそうだ。

「むずかしいことは簡単に」

若いときに言われたことがある。

簡単にするためには

本質をわかっている必要がある。

日々勉強と実感する。