体育研究と教師の成長

新米研究者の研究・教育に関するデジタルポートフォリオ

コミュニティの広がり

今週の大学教員としての仕事は

本及び論文の執筆と

集中授業の成績処理であった。

そして、もう一つ

ある町の体育部との打ち合わせであった。

去年から大学教員になり

それまでに関わりのあった市から講師依頼があった。

今年は2年目となり若干緊張した。

リピーターがないということは

昨年の講師としての仕事はよくなかったと

評価されたことになるからだ。

お陰様でリピーターも多く

さらに嬉しいことは口コミで

関わる市町が増えたことだ。

現場上がりの大学教員だからこそ

現場の声は常に聞いていたいし

現場に返る研究がしたい。

一つ一つの縁を大切にし

研究を進めていきたい!!

 

師と仲間

昨日はセミOB学習会が

母校で行われた。

今までならゼミ合宿という形で

現役ゼミ生の中間発表の練習や

OBゼミ生の近況報告を交流する場であった。

しかし、恩師が教職大学院に異動となり

本年度の3月をもってゼミ生がいなくなった。

そこでスタートしたのがOBゼミ学習会である。

私は10月に行われる学会発表の練習をこなった。

昨年も学会発表を行ったが

その学会の流儀も知らず

受け答えもひどいもので

今思い出しても赤面する。

無知とは恐ろしいものだ。

今年は師からさまざまなアドバイスを頂き

仲間からも自分では気づけない多面的な意見を頂いた。

やはり一人で勉強することには限界がある。

師や仲間の存在が自分を大きく成長させる。

本当にいい師と仲間に出会えたと実感した1日であった。

目標を目指しつつ

昨日、今日と

9月に行われる学会発表のための

論文を書いている。

昨年は初めての学会発表で

論文も書かずに発表していた。

無知とは怖いものである。

まだ、9月まで期間はあるが

14日にゼミがあるので

そこでの発表のために書いている。

我が恩師は先日まで東大の院で集中講義をし

昨日は免許講習だった。

いつ休んでいるのだろうと思うが

そんな中、我々ゼミOBのために

勉強会を開いてくださる。

研究者になるか相談に行ったときに

「自分に厳しくできるか」という言葉を頂いた。

その言葉を実践しておられる

手本の研究者が目の前にいることが

今の自分の原動力になっている。

自分もいつの日かあのような研究者になりたい!!

勇気をもらいつつ

先週は水曜日、金曜日と飲み会だった。

いずれも現場上がりの大学の先生方だ。

大学の教員には

研究者上がりの先生と

学校現場あがりの先生と2種類である。

現場上がりの私自身

やはり研究者上がりの先生よりも

現場上がりの先生方の方が馬が合う。

経験を共有できること

逆に言えば研究者の世界の言語がわからないことが

主な原因だろう。

考え方も違うことがあって

落ち込むことも多々あるが

先週のような飲み会で

同じような経験をしていることを聞くと

どこも同じなんだなと思う。

我々現場上がりの教員は

学生から離れたらおしまいである。

自分たちのもっている良さをのばしつつ

研究者としても成長していきたい。

関西教育ICT展

20年ぶりくらいにインデックス大阪へ。

関西教育ICT展へ参加するためだ。

一応、教育工学会に所属している私は

ICTを活用した授業についても関心がある。

教育の夢を語るような会にも感じるし

企業の新たな市場開拓の場にも感じるのが

このような会の特徴である。

着実にツールとしての技術が上がり

それを支える環境も発達している。

あとはそれを購入できるかの

お金の問題が一番ネックになるのであろう。

成績処理

成績処理のほとんどを打ち込むことができた。

ほとんどというのは

欠席が多くかつレポートを提出していない学生がいるので

救済処置として明日までレポートを待っているからだ。

学生も甘ければ私も甘いのだが

落とせば済むというものではない。

やる気のある学生は補講をお願いにくる。

そのような学生には親身に関わるが

「単位を何とかしてください。」の学生には

「何とか提出物を出してください。」である。

明日までに出すのだろうか…

チャレンジ精神

昨日、無事「ダンス授業づくり研修」を

終えることができた。

参加者のふり返りを読んだが

まずまずの内容だったみたいだ。

 

初め話しがあったときと

研修の内容が変わり

「授業づくり」より「ダンス」メインになったので

正直断ろうかなとも思った。

しかし、やることで得られることもあるだろうと

考え直して昨日を迎えた。

 

結果、やはり得られるものがあった。

現代的なリズムダンスは

「決まったダンスを教える」のではなく

「決まったダンスで教える」と言うことを実感できた。

ロックダンスなどを教えると

途端に手足に意識がいき

リズムに乗れなくなる。

体幹の動きが止まる)

それよりも、多様なかっこいい動きを覚えることで

リズムの乗り方を教えるのだと考えると

細かい動きよりも

体幹が動くことが大事なことに気づける。

いずれにしても

チャレンジすることの大切さを

今回あらためて知った。