体育研究と教師の成長

新米研究者の研究・教育に関するデジタルポートフォリオ

教材づくり

今年から中・高の体育教師を目指している学生に

ベースボール型の授業を行っており

昨日が最終日だった。

 

15回の授業のうち

初めの5回が技能

6~10回がゲーム(通常のソフトボール)の問題点について

11~15回が教材づくりの流れだった。

 

技能の授業の際は

経験者が中心の授業となった。

 この流れは通常のソフトボールをやるまで続くが

その後,ウィッフルボール

その改良と授業を進めると

どの学生も活躍できる様相となった。

 

そして昨日,自分が作った教材の発表。

初めての授業で

どのようなシラバスにするか悩んだが

この流れでよかったと思った。

 それは発表の中で

「できない生徒のために~」

「機会を平等にするために~」のように

子どもをいかにプレーさせるのかの発言が聞かれたからだ。

 

授業の前半は

自分がいかにプレーするか

どれ程できるかのアピールが多かった。

体育が好き・得意な学生が多いから当然だが

それでは子どもに教えることはできない。

 

常々,学生の授業観をかえたいなぁと思っていたが

少しはできたと思う。

 

反転授業など挑戦したいこともあったが

実際は思うようにはいかなかった。

しかし,学生の観の転換を少しはできたのでよしとしよう。