体育研究と教師の成長

新米研究者の研究・教育に関するデジタルポートフォリオ

日本教師教育学会の発表を終え

週末は日本教師教育学会が

奈良教育大学で開催された。

この学会での発表は初めてであったが

無事に終えることができた。

小学校教員志望学生の教師イメージの特徴

 ― 2016年・2017年調査の結果から ―」

という発表内容であった。

結論は指摘もされたが

当たり前のことである。

それまでの「生徒の立場での経験」が

教師イメージにつながっている。

当たり前のことだからこそ

そこから発展させることが多くあると

意見を頂戴した。

頂いたご意見のおかげで

いろいろな研究の種を頂いた。

発表することの意義を学んだ。

ただ、準備から当日と

久しぶりに疲れ

昨夜は9時間寝た。

恩師は発表のみならず

翌日の司会まで行っていらっしゃた。

師は遥かかなたの存在である。

 

中期目標

昨夜は月一回の勉強会。

恩師のゼミ室で2時間ほど学んだ。

私は週末の学会の発表練習をした。

自分でも手ごたえのない内容で

思い切って分析の方法を変えることになった。

私が発表の時間

恩師も違う会場で発表である。

恩師も発表の準備等があると思うが

一切そのようなことを言わず

つきあって頂いて感謝感謝である。

昨日は早めに終わったので

いろいろな話をした。

科研費のこと

学会の作法のこと

とりわけ私の今後につながったのが

中期目標を立てることだった。

私の現在の研究方法は

行き当たりばったりである。

持っているデータでとりあえず

論文を書いている感じである。

そうではなく

研究者として今後どのように進むのか

これから10年の中期目標を立てるように言われた。

漠然と博士課程にいきたいなと思っていたが

それは願望であって計画ではない。

いいお題をいただいた。

変わるということ

昨日,本年度最後のオープンキャンパスが終わった。

来年度に向けて本学も変わろうとしているのだが

時間が経つにつれ

「変わっているか?」と

もう一人の自分がつぶやいている。

先日,本学にかつて勤務していた先生の話を聞いたが

新しい学科を立ち上げるために

いろいろと考えて今のシステムを作ったことが分かった。

そのシステムには意図や想いがあったのだが

いつのまにはそのようなシステムは形式となる。

変えるということが

過去を否定することと捉えられると

必ず古くからの人からの反発が起こる。

「変わる」とは言うほど容易なものではない。

変わらないと成長はないのだが…

進まず

先々週に体育学会の発表があり

先週は後期の授業関係の仕事をし

今週が教師教育学期の発表の準備をしようと

計画していた。

ところが全く進まず。

原因は分かっている。

研究の結果自体が満足できるものではなく

またその分野についての知識も薄いので

自分自身のモチべーションが低いからだ。

ただ,泣き言を言ってしょうがないので

パソコンの前にはすわっている。

先ほど恩師のブログを見ると

同じ学会での発表の準備をしているようだ

先ほど読んでいた佐藤学さんの著書に

専門家が職務において活用している

高度な技法(artistry)は

長期にわたる伝承と模倣によって学ばれるとあった。

恩師を模倣するのみ。

過去は過ぎ去り

昨日の午後からFDがあり

OBの教員による

本学の歴史や思いについて講演があった。

一人の先生が

本学に教員養成コースができた経緯を

話してくださったが

その話のおかげで

現在の本学の取り組みの意図が見えてきた。

できた当初はビジョンを持ってやっていたのだが

時の流れとともに形式の踏襲となってしまうことは

どの現場でも起こることである。

ほとんどが5年未満の本学教員にとって

さまざまな取り組みの意図が分かる研修となった。

過去は過ぎ去り

未来は未だ来ず

今、何ができるのか?

何をしないといけないのか?

 

賓主互換

本学はチューター制である。

4回生5人

3回生6人

1回生20人

の学生を担当している。

その学生の成績表が来た。

がんばっている学生もいれば

荘でない学生もいるが

全てを含めて学生である。

その学生の後期の時間割をチェックすることが

後期最初の仕事となる。

よって,3と4年生は一人ずつ

1年生は大まかに

後期の時間割をつくってみた。

そうすることで私の頭の中にイメージができるし

チェックが早くなるからだ。

私が学生時代は学生任せだったが

時代は変わったと思う。

まぁ,後期の準備と思って

自由自在に学生の立場も教師の立場もわかるように

準備だけはしておいた。

来週からは再び研究に没頭しよう!!

 

自分に厳しく

小学校教員から大学教員になるときに

恩師のところに相談に行った。

その際,大学教員になるのに反対はしないが

なるのだったら…

と言われていただいた言葉がタイトルである。

本年度も先週末が体育学会

今月末が教師教育学会

来月半ばが教育工学会で発表で

自分に厳しくはしているつもりだ。

しかし,先週末が終わってから

気が抜けている自分がいるのも事実だ。

次の学会まで3週間あるという気持ちが原因である。

なるほど、これで何も発表もせず論文も書かずなら

確かに堕落するだろう。

これをさして「自分に厳しく」と言って頂いたのだ

と今になってわかる。

恩師は先週韓国から日本に帰っても

教職大学院の仕事に

他大学の講師に

学会発表の準備にと多忙しだ。

その姿を知っているからこそ

そして憧れているからこそ

堕落しようは思わないが

今こそ恩師の言葉で気合を入れよう!!