体育研究と教師の成長

新米研究者の研究・教育に関するデジタルポートフォリオ

卒業式

本学の卒業式であった。

キリスト教系の大学なので

歌やお祈り中心なのが

新鮮であった。

そして何より驚くのが

教員が全員この格好になることであった。

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手伝いに来ていた在校生が

半笑いだったが

その気持ちよくわかる。

この写真を妻に送ったら

「コスプレ?」の言葉。

ただ、これも儀式らしく

5分もすれば違和感がなかった。

いずれにせよ

卒業おめでとう。

1年生チューター始動

4月からは1年生のチューターである。

チューターとは担任。

つまり大学でも担任制を行っている。

このような大学は多いと聞く。

大学とは学校教育における最高機関と

個人的には思っていた。

(大学院は研究機関)

だが、今では高等機関くらいだろうか。

自分が学生の頃とちがって

教員が単位のことや進路のことなど

関わることが多い。

役割は果たすつもりなので

準備はしっかりやっていこうと思うが

大学の価値は明らかに変わってきているように

肌で感じる。

何がいいとか悪いとかではないが。

平均寿命は延びたが

その分、大人になる時期も

延びたのだろう(ということにしておこう)

FD研修会を終えて

本日は午前中が卒業判定の会議

午後からはFD研修会だった。

FDやSDなどアルファベットについていけない私だが

Siriによると

FDがファカルテ・ディベロップメントの略で

「大学教員の教育能力を高めるための実践的方法」

だそうだ。

なるほど、私が学生の頃に比べ

大学の授業が変わったように感じる。

呪文のような子守唄を聞きながらの

講義なんて今はほとんど見ない。

この辺のことは

小学校教員をやっていた私には強みである。

校内研究や自主研修でこれまでやってきたからである。

本日の内容はキャリア形成について切り口に

本学の学生の課題について話し合ったが

自分のキャリアも含めて自信をもって言えることは

「人生に無駄なし」

成長する教師

今日のタイトルは

研究室の本棚にあるのが目についたのでつけたが

現在、この本を執筆した学会に入るかどうかを思案中。

すでに4つの学会に入っており

うち1つの学会には昨年参加できなかったので

数だけ増やすのもなぁというわけである。

全く別の話で、

大学院のゼミの後輩から新たに作る勉強会の誘いがあった。

今も学会の発表に向けて文献研究をしているが

やはり一人だと自分よがりになりやすい。

教師の成長はコミュニティによる

協働的な学びであることを修論で書いた私なので

二つ返事で参加することを告げた。

教師の成長には

人との出会い

・教えてくれる人【師】

・語れる人【友】

・教える人【後輩】

が不可欠であることを実感した。

知識とダイエット

2月があっという間に終わり3月となった。

2月は主に現場(小学校・中学校)の

校内研究の総まとめを支援する仕事であった。

大学にいるときには主に

今年の学会発表に向けての準備を進めた。

と同時に、行きたいと思いつつも行けていなかった

本学のFC(フィットネスセンター)に週1・2回

行くことができた。

現時点で自分が知っている限りの知識を使い

トレーニング及び食事を行った結果

体脂肪ー3kg,

筋肉 +1.9kg

となった。

自分でも驚いたのが

筋肉があっという間についたことだ。

自分が学生時代とことなり

現在はさまざまなことが明らかになっている。

それを駆使すれば

健康的な体が作れることを実感した。

ただ、いまだに都市伝説的な情報を

マスコミも含め信じている傾向がある。

理論も時代にとともに変わるのだが

きちんとした理論に基づいた

ダイエットやシェイプアップについて

啓発する必要がある。

以前「ダイエットの授業」をつくったことがあるが

保健と絡めてこのような教材を作っていくのも

今後必要かもしれない。

書くという行為

教育学科紀要原稿の推敲を終えた今日

母校の紀要が冊子となって届いた。

思えば本年度は4本の論文を書いた。

(内1本は審査の途中だが)

勤務している大学が

設置者変更をするため

過程審に向け論文の数を増やさないといけないという

ノルマがあるのが一番の原動力だが

それにしてもよく書いたと思う。

研究の方法があいまいなのは自分でもよくわかっている。

ただ、書くという行為は自分の力量がよくわかる。

賢いふりをしてしょうがない。

恥をかける今こそ

書いて叩かれて自分を鍛えたい。

言うは易く行うは難し

今年1年間関わった小学校で

示範授業という名の研究授業を行った。

今年1年間(4学年分)の授業に

いろいろなアドバイスや意見を述べてきたが

分かりやすいと高評価を得た分

「是非、それをやってほしい」との声があがった。

現場で授業できるとは自分を高める絶好の機会と

今年1年間で明らかになった手だてを使って

2年生の算数「分数」を授業した。

結果は…

自分が指摘していた

メインにいくつくまでに時間がかかり

中途半端な授業となった。

細かいところを書くことはできるが

書くと言い訳のようで書かないが

一つ言えることは

「授業は難しい」

ただ、終わった後

「めっちゃ楽しかった」

「今までで一番楽しい授業やった」

「また来て授業してね」

と笑顔で言ってくれた子どもたちが

本当にかわいかった。

自分の意図したことができなかったが

子どもたちの頑張りや笑顔が見られたことが

何よりもうれしく感じる自分は

やはり教師だと思う。