体育研究と教師の成長

新米研究者の研究・教育に関するデジタルポートフォリオ

反省的実践家

昨日は八尾市の授業研に講師として参加した。

講演という形で20分ほど話したが

内容は反省的実践家について。

話しながら聴衆の反応をみて

まさに行為の中の省察

想定の反応とあまりにも違ったので

いつも以上に多弁となった。

また余計な話も多かった。

再帰性の話もしたのだが

まさに反省的実践家としての学びが

自分に帰ってきた。

精進あるのみ!

論文3本目終了

昨日、本年度3本目の論文を提出しました。
一度書くことを諦めかけていたのですが
同僚の先生と話していて
我々現場上がりの大学教員は書くしかないということで
アクティブラーニングについて書きました。
突貫作業で荒いのは百も承知。
ただ今後の実践研究に役立つ内容と思います。
とりあえず本年度に出す分は終了!
科研費を2つ申請
論文3本が今年の成果でした。
1月に締め切りの査読付き論文を書き始めないといけませんが
とりあえず自分を褒めてあげたい。

書いて書いて書きまくる

本の執筆をいよいよ大詰め。

写真等の整理までようやくこぎつけた。

その前までが8月締め切りの論文の校正。

写真データの処理を覚える結果となったが

思わぬところで時間がかかった。

今日は9月締め切り論文の校正をしなければ。

来週締め切りの論文は投稿すべきか迷っているが

迷ったときは書くべき。

8月からずっと書き物と付き合っている。

すべては自分の業績のため。

頑張ろう!!

若手歯車とベテラン歯車

 昨日は箕面市の小学校の校内研へ。

3年目の先生だったが

9月にあった4年生の授業で明らかになったこと

事前研で先生方から頂いたアドバイスを受けて

いい授業をされていた。

自分の3年目といえば

大仏のマスクをかぶって大仏の授業をしており

その授業力の差に赤面した。

この学校の素晴らしいところは

若手教師とベテラン教師が切磋琢磨していることである。

若手教師が勉強熱心であり

様々なことにチャレンジている。

それをベテラン教師が否定するのではなく

共に学んでいくので

若手教師の歯車とベテラン教師の歯車が

かみ合って学校研究を推進する強力な力を生み出している。

毎回行くたびに元気をもらえるいい学校である。

 

研究者として

今週末が科研費の学内締め切りである。

5月に研究スタートで申請したが

当然のごとく不採用。

「独創性がない」の評価に納得。

自分ができることから考えていた。

今回は「挑戦的萌芽」か「基盤研究C」の

どちらかで悩んだが

いろいろと調べた結果「基盤研究C」にした。

そう言えば研究スタートのときは

なんとなくの申請だった。

単刀直入に言えば「甘かった」

教員としての大学の仕事は

小学校と重なることが多くできるが

研究者としての仕事は新米そのものだ。

謙虚にかつ着実にやりながら身につけるしかない。

一研究者として。

実践知

来週は吹田市と八尾市の

低学年マット運動遊びの授業研に参加する。

再来週は箕面市の小学校の校内研へ。

3学期は摂津市の中学校の授業研の講師と

ありがたいことにいろいろなところから

オファーが来ている。

今までなら授業の実践知を積んできたが

研究授業の実践知を積むことができるのがありがたい。

世界に誇るレッスンスタディーについて

理論とともに学んでいきたい。

学校研究シーズン

昨日は箕面市の小学校へ校内研究の講師に行った。

2週間後に行われる研究授業の事前検討会だったが

ワークショップ形式で学びの多い会であった。

講師として学校研究の視点で解説したが

一般的に校内研究は点になりやすい。

授業→協議会を行ってと進めていく中で

その授業のみに焦点を当てやすくなるからだ。

一つひとつの授業で実践を通し明らかになったことは

他の学校では通用しないかもしれないが

その小学校では通じる立派な実践的な知識である。

つまり線の意識で学校研究を見ると

かならず何らかの知見を得られる。

それを過度に一般化すると嘘っぽいが

起こったことは事実なので

その事実の積み上げが学校の財産になる。

来週は吹田市の市教研である。

学びの秋である。