体育研究と教師の成長

新米研究者の研究・教育に関するデジタルポートフォリオ

時代は回る

昨夜は堺市の体育の研究会に参加した。

本日は吹田市の体育研究の打ち合わせだった。

共通点を感じ

それがタイトルの

時代は回るである。

小学校体育科ではいわゆるスポーツ競技を素材ととらえ

その素材を教材化することで運動の楽しさを味わわせる。

ところが最近教材化が「教材を教材化」するようなことになり始めており

「素材そのものの楽しさを味わせたらいい」のでは

という話が昨夜の堺市での話し合いで出た。

これを一理ある話であるが

かつてもあった話である。

吹田市の話では

サッカーの教材化において

コートの中にフリーゾーンを入れるというものであった。

これもかつてそのような実践があった。

どちらもかつてされてきたことと偶然一致したのである。

小学校の授業研究の歴史は長い。

子どもの事実から様々な実践が生まれてきた。

当然行き着くところは重なる。

教育の特徴に「不確実性」がある。

これが絶対的に正しいというものはない。

だからこそ試行錯誤しながら実践を積み上げてきた。

今、世代交代の中でうまく実践が引き継がれていないこともある。

しかし,学び続ける教師がいる限り

実践は生まれ続ける

いや再生するのだろう。