体育研究と教師の成長

新米研究者の研究・教育に関するデジタルポートフォリオ

出前授業

本日,ある府立高校にて 進路指導の一環として 教育についての出前授業をこなった。 教員志望の10名の生徒だったが 熱心に話を聞いていた。 私にとっても高校生への授業は 初体験だったがいい経験となった。 小学校教師から大学教員となって 2年目になるが …

臨床体験からの学び

毎週火曜日はインターンシップで 我が学生は中学校に行っている。 月曜日は憂鬱そうにしており 水曜日はかなり疲れた表情である。 ただ,毎回書いている日誌が 明かに変わってきている。 細かい教師の指導やその意図に気づいたり 教師の立場の視点でものを考…

学祭も終わり

昨日は学祭二日目。 和歌山県に暴風警報が出たため 12時で終了という 実行委員の学生にはかわいそうな結果に。 そして今日から何事もなかったかのように 授業がスタート。 朝1の授業に来るのかなと心配していたが ほとんど出席していた。 小さいな大学だ…

研究者道

昨夜は月一回の自主勉強会であった。 私は前回恩師から指摘された 研究の中期目標を持参した。 それについて色々な視点で 意見を頂いた。 その中で今後のことについて確認したが、 研究者としての自覚、覚悟が甘いことを ズバリと指摘された。 できているつ…

原石

本日の授業は驚いた。 あるグループの模擬授業であったが 新任の研修授業であっても 何ら遜色ない授業であった。 「声でそろえる」のめあてのもとに 準備運動から主運動までが すべて声で動きをそろえることで 成り立つ授業デザインとなっていた。 もちろん…

判断

本日7時前に暴風警報が解除されたので 1限からの授業だった。 交通機関の麻痺が想定されたので 車で通勤したが大和川の増水に驚いた。 学校につくと事務室は電話の嵐。 私自身も学生からのメールに追われた。 1限の授業はどの授業も少なかったようだ。 駅が…

学会発表無事終わり

国立明石高専で行われた 教育工学会研究会の発表を終え 今年の発表を全て終えた。 恩師の言葉を実直に守り 年三回は発表すると決めた。 昨年に比べれば慣れはしたが 内容は薄く明らかに発表が 浮いているのを感じる。 ただ、やることで学べることが多いので …

ケースメソッド

本日の授業は インターンシップとゼミである。 インターンシップは先週から始まった インターンシップの省察が主な活動である。 と書くと聞こえがいいが 担当からの提案は 学生の様々な感情を出すことがメインという。 ただ、それだとせっかくの臨床体験が …

入試業務

本日は入試業務で日曜出勤。 昨年に比べ 今年は本日の分と センター入試で終了なので 随分と楽になった。 来年出会えるだろう生徒たちは 緊張しながらも頑張っていた。 業務の間に入試関連の話をしていたが 着実に世の中が変わってきている。 ということは大…

時代は回る

昨夜は堺市の体育の研究会に参加した。 本日は吹田市の体育研究の打ち合わせだった。 共通点を感じ それがタイトルの 時代は回るである。 小学校体育科ではいわゆるスポーツ競技を素材ととらえ その素材を教材化することで運動の楽しさを味わわせる。 ところ…

卒論完成への道

本日4回生のゼミであった。 卒論の締め切りが12月22日。 そろそろスタートしないといけないのだが 卒業さえも危うい我がゼミ生。 本日,就職が決まった学生に 卒論指導を行った。 データはそろっているので書くだけの状態である。 本日,その学生は一気に進…

実践的知識

担任をしている1年生は 本日から学校インターンシップが始まる。 昨日の授業では 見学の際に「ずれ」に着目し その「ずれ」について自分なりの考えを 日誌に書くように話した。 実践的知識を身につけるために 「判断」と「省察」の経験をさせるためである。 …

無知とは恐ろしく

科研費の関連の書類を作り始めている。 今年来られた先生に科研費について話したところ 1冊の本を貸していただいた。 科研費獲得のための本である。 そのようなものすら読まずに申請していた 昨年度が通るはずもない。 書かれていたことを読むと やってはダ…

研究の種

科研費の申請に向けて準備をしている中で かつて研究対象にしたいなと思っていたことが 研究となるのでは? と思い始めた。 それは「憧れ」である。 教師の成長において 「憧れ」は大きなウエイトを占める。 ただ、それを学術的に論じることは 難しいし先行…

我が弱点

昨日から始めた科研費の申請書づくり。 去年はいきなり書き始めたが 今年はマインドマップから作り始めた。 やってみて一つ気づいたことがある。 研究方法の部分が書けないことである。 自分の弱みで 明らかにしたいことを どのような方法で分析するのかが分…

科研費の時期

昨日、学内の科研費の説明があり 今年もこの季節が来た。 先月の恩師との自主勉強会にて アドバイスをいただき 先週の学会発表でヒントをいただきで 頭の中にもやもやしたものはある。 しかし、構想を練っている現段階でも 今のままでは採択されないのが分か…

日本教師教育学会の発表を終え

週末は日本教師教育学会が 奈良教育大学で開催された。 この学会での発表は初めてであったが 無事に終えることができた。 「小学校教員志望学生の教師イメージの特徴 ― 2016年・2017年調査の結果から ―」 という発表内容であった。 結論は指摘もされたが 当…

中期目標

昨夜は月一回の勉強会。 恩師のゼミ室で2時間ほど学んだ。 私は週末の学会の発表練習をした。 自分でも手ごたえのない内容で 思い切って分析の方法を変えることになった。 私が発表の時間 恩師も違う会場で発表である。 恩師も発表の準備等があると思うが …

変わるということ

昨日,本年度最後のオープンキャンパスが終わった。 来年度に向けて本学も変わろうとしているのだが 時間が経つにつれ 「変わっているか?」と もう一人の自分がつぶやいている。 先日,本学にかつて勤務していた先生の話を聞いたが 新しい学科を立ち上げる…

進まず

先々週に体育学会の発表があり 先週は後期の授業関係の仕事をし 今週が教師教育学期の発表の準備をしようと 計画していた。 ところが全く進まず。 原因は分かっている。 研究の結果自体が満足できるものではなく またその分野についての知識も薄いので 自分…

過去は過ぎ去り

昨日の午後からFDがあり OBの教員による 本学の歴史や思いについて講演があった。 一人の先生が 本学に教員養成コースができた経緯を 話してくださったが その話のおかげで 現在の本学の取り組みの意図が見えてきた。 できた当初はビジョンを持ってやってい…

賓主互換

本学はチューター制である。 4回生5人 3回生6人 1回生20人 の学生を担当している。 その学生の成績表が来た。 がんばっている学生もいれば 荘でない学生もいるが 全てを含めて学生である。 その学生の後期の時間割をチェックすることが 後期最初の仕事とな…

自分に厳しく

小学校教員から大学教員になるときに 恩師のところに相談に行った。 その際,大学教員になるのに反対はしないが なるのだったら… と言われていただいた言葉がタイトルである。 本年度も先週末が体育学会 今月末が教師教育学会 来月半ばが教育工学会で発表で …

大学教員の研究授業

タイトルと内容がずれるのだが タイトルは恩師の言葉 「大学教員にとって学会発表とは 小学校教員の研究授業と同じ」 を縮めたものだ。 土曜日に体育学会で発表を行った。 つたない内容なのは百も承知だが 何もしないよりは発表と思い 何とか形にしたものだ…

恥をかく

昨日は久しぶりのお茶の稽古。 稽古のこと以上に 先生から11月に行う茶事のことについて いろいろな話を聞いた。 そのなかで「恥をかくこと」が印象に残った。 茶道も理屈だけではなく 実践が必要である。 「茶禅一味」と言われるほど 禅との関係が深いので …

師匠からの学び

このブログは師匠の真似る(まなぶ) ためにスタートした。 本家は「研究・教育に関するデジタルポートフォリオ」として ほぼ毎日更新されている。 ここ数日は他大学の集中授業の内容を 記述されている。 このような記述が私にとっては学びとなる。 月に1回…

勉強に無駄なし

来週発表のデータ自体が 初歩的なミスであることがわかった。 統計的方法の意味がわかっていないため 何をしているのかわからずに とりあえずやっている感がある。 そのため,やりながらいろいろなことを知っていくため 今回のようなことが起こる。 昨年から…

「わかっている」ということ

ここ数日原稿を書いているので 参考資料として佐伯胖さんの本を読むと 学びが多い。 難しいことが簡単に書いてある。 しかも書かれていることを読むと 奥が深い。 きっと本当にわかっているのだと思う。 同じ研究者として佐伯さんのようになりたい。 また、…

コミュニティの広がり

今週の大学教員としての仕事は 本及び論文の執筆と 集中授業の成績処理であった。 そして、もう一つ ある町の体育部との打ち合わせであった。 去年から大学教員になり それまでに関わりのあった市から講師依頼があった。 今年は2年目となり若干緊張した。 リ…

師と仲間

昨日はセミOB学習会が 母校で行われた。 今までならゼミ合宿という形で 現役ゼミ生の中間発表の練習や OBゼミ生の近況報告を交流する場であった。 しかし、恩師が教職大学院に異動となり 本年度の3月をもってゼミ生がいなくなった。 そこでスタートした…