体育研究と教師の成長

新米研究者の研究・教育に関するデジタルポートフォリオ

実践的知識

 担任をしている1年生は

本日から学校インターンシップが始まる。

昨日の授業では

見学の際に「ずれ」に着目し

その「ずれ」について自分なりの考えを

日誌に書くように話した。

実践的知識を身につけるために

「判断」と「省察」の経験をさせるためである。

後期担当の体育科教育法は

小学校の教師を目指す学生に

体育の模擬授業(マイクロティーチング)を通して

実践的知識を身に着けさせることを目指している。

昨年度は45分間の模擬授業を行い

それを省察することで実践的知識を身に着けさせようとしたが

やはり自分ごとにならないと

実践的知識は身につかないと感じた。

そこで本年度はマイクロティーチングとすることで授業者を増やし

授業中の判断に焦点を当てたいと考えている。

今年の学生は昨年度の体育実技で教材づくりについて体験的に学び

前期の初等体育で教材づくりの理論について学んでいるので

授業づくりの観点は昨年度学生よりもいい。

あとは実際に授業がどうなるかが楽しみである。

私はその授業からどのような実践的知識を紡ぎだすのかが

今の課題(悩み)である。