体育研究と教師の成長

新米研究者の研究・教育に関するデジタルポートフォリオ

卒論発表

卒論発表会が開催された。

昨年は他のゼミ生の発表を聞くのみだったが

本年度は我がゼミ生も発表した。

5分の発表時間は短く

一人の学生は途中で焦る姿が見られたが

その姿は後輩のゼミ生のよき教訓になるであろう。

また、私自身も聞いていて

学ぶところがあったので

来年の指導に活かそうと思う。

いろいろとあったゼミ生であったが

残す行事は卒業式のみとなった。

と、その前に成績が気になるところだが…

これが一番難関のような…

書く力

学生の指導案をチェックしている。

該当の学生たちは

昨年度共に大学に来たことや

昨年から授業を担当した縁もあって

よく知っている学生である。

その学生たちの文章を読むと

学生のキャラ通りだったり

全く想像できない内容だったりで

非常に面白い。

ただ自信を持って言えることは

書く力がある学生は

学力も高いということだ。

質的研究

最近、部屋を掃除していたら

質的研究に関する資料が出てきた。

附属小学校で研究部に所属していたときに

研究部長から渡された資料らしい。

一度読んだ形跡があり

いろいろと線が引いている。

面白いのが今あらためて読んでみると

線を引き場所が異なることだ。

実際に質的研究をやり始めているからこそ

見え方が変わるのだろう。

量的研究の手法を挑戦もしたが

やはり自分の研究スタイルは

質的研究だと実感した。

チューター業務に追われているので

久しぶりに研究の世界に触れることができた。

 

本質をみる

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白隠禅師の絵である。

大分の和尚がダルマの絵を送ってほしいと

前々から言っていたそうで

それに対して送った絵だそうだ。

富士山=ダルマ=法

ということらしい。

富士山の下を参勤交代で黙々と歩ている姿が

4月からの新大学に向け

打ち合わせ等に追われている自分に見える。

教育の本質は何のか?

二人だけ富士山を見ているが

同様に実務だけに追われずに

しっかりと教育の本質を突き詰めていきたい。

担任業

今日1日は三年生は本年度最後のゼミ

一年生は提出物の最終チェックと

担任業の1日だった。

自分の学生時代も担任はいたが

ここまで関わることはなかった。

今はどの大学でもきめ細やかな対応ということでチューター制があるようだ。

真面目な学生が多いところはいいが

そうでないとその学生の尻拭いに

奔走しなければならない。

最高学府の言葉も今は死語?

なんて思うことも多々ある。

それでも教育者を語るのなら

逃げずにとことん付き合っていこうと思う

4年生ゼミ終了

本日をもって4年生のゼミが終了した。

本学一番のやんちゃ君たちであったが

実際に付き合っていくと

素直な面が多々あり

卒論もしっかりと終えることができた。

あとは2月にある卒論発表会のみだが

読み上げ原稿もPPも完成した。

節目として最後はピザパーティーを行った。

Costcoのピザだったため

かなり大きかったが

さすが学生、すぐにたいらげた。

ただ、ひとり体調が悪かった学生が

インフルエンザだったことが判明。

蔓延していないことを祈るのみ。

月曜日は3回生のゼミがある。

来年度に向けた宿題を整理しておこう。

学び多い研究授業

昨日は箕面市

ある小学校の校内研究であった。

1年生の算数であった。

計画の段階から関わったが

子どもたちの興味関心をひくために

教具を開発したり

学びを深めるために

話型を考えたりと

いろいろと挑戦する姿を見ることができた。

そして本番。

何よりも授業者の話し方

発問・指示の出し方

板書の字とどれをとっても

プロの教師であった。

ぜひ学生に授業をみせたいほどの

技量の持ち主であった

授業自体も同学年で試行錯誤したかいあって

子どもの思考に沿ったとてもいい授業であった。

このような授業は

授業した本人も学べるし

なにより授業を参観した

教師すべてが学べる。

私自身も大いに学んだ

研究授業であった。