質的研究
最近、部屋を掃除していたら
質的研究に関する資料が出てきた。
附属小学校で研究部に所属していたときに
研究部長から渡された資料らしい。
一度読んだ形跡があり
いろいろと線が引いている。
面白いのが今あらためて読んでみると
線を引き場所が異なることだ。
実際に質的研究をやり始めているからこそ
見え方が変わるのだろう。
量的研究の手法を挑戦もしたが
やはり自分の研究スタイルは
質的研究だと実感した。
チューター業務に追われているので
久しぶりに研究の世界に触れることができた。
担任業
今日1日は三年生は本年度最後のゼミ
一年生は提出物の最終チェックと
担任業の1日だった。
自分の学生時代も担任はいたが
ここまで関わることはなかった。
今はどの大学でもきめ細やかな対応ということでチューター制があるようだ。
真面目な学生が多いところはいいが
そうでないとその学生の尻拭いに
奔走しなければならない。
最高学府の言葉も今は死語?
なんて思うことも多々ある。
それでも教育者を語るのなら
逃げずにとことん付き合っていこうと思う
学び多い研究授業
昨日は箕面市の
ある小学校の校内研究であった。
1年生の算数であった。
計画の段階から関わったが
子どもたちの興味関心をひくために
教具を開発したり
学びを深めるために
話型を考えたりと
いろいろと挑戦する姿を見ることができた。
そして本番。
何よりも授業者の話し方
発問・指示の出し方
板書の字とどれをとっても
プロの教師であった。
ぜひ学生に授業をみせたいほどの
技量の持ち主であった
授業自体も同学年で試行錯誤したかいあって
子どもの思考に沿ったとてもいい授業であった。
このような授業は
授業した本人も学べるし
なにより授業を参観した
教師すべてが学べる。
私自身も大いに学んだ
研究授業であった。
ゼミ面談を終え
来年度のゼミ生を決定するため
本学では本日までに
学生と面談することになっている。
今の2年生は本学に共に入り
昨年度は体育実技
本年度は初等体育と体育科教育法で
関わってきた学生だ。
そのため,私の現場で経験した
実践的知識を一番理解している学生である。
今の4年生3年生は
他の教師との違い(おそらくはいい加減:両方の意味で)に
惹かれ選んだ学生だ。
しかし、今回は授業の中身で選んでいる学生が多い。
本日が希望の提出日である。
6名を超えている場合
私が選ばないといけない。
教育者としては人を取捨選択することに
どうしても気がひく。
しかし大学の体制のこともあるので
学生に話したとおり「真面目さ」で選ぼうと思う。
杞憂に終わり
昨年のようにちょうど6人であることも願いつつ…