体育研究と教師の成長

新米研究者の研究・教育に関するデジタルポートフォリオ

質的研究

最近、部屋を掃除していたら

質的研究に関する資料が出てきた。

附属小学校で研究部に所属していたときに

研究部長から渡された資料らしい。

一度読んだ形跡があり

いろいろと線が引いている。

面白いのが今あらためて読んでみると

線を引き場所が異なることだ。

実際に質的研究をやり始めているからこそ

見え方が変わるのだろう。

量的研究の手法を挑戦もしたが

やはり自分の研究スタイルは

質的研究だと実感した。

チューター業務に追われているので

久しぶりに研究の世界に触れることができた。

 

本質をみる

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白隠禅師の絵である。

大分の和尚がダルマの絵を送ってほしいと

前々から言っていたそうで

それに対して送った絵だそうだ。

富士山=ダルマ=法

ということらしい。

富士山の下を参勤交代で黙々と歩ている姿が

4月からの新大学に向け

打ち合わせ等に追われている自分に見える。

教育の本質は何のか?

二人だけ富士山を見ているが

同様に実務だけに追われずに

しっかりと教育の本質を突き詰めていきたい。

担任業

今日1日は三年生は本年度最後のゼミ

一年生は提出物の最終チェックと

担任業の1日だった。

自分の学生時代も担任はいたが

ここまで関わることはなかった。

今はどの大学でもきめ細やかな対応ということでチューター制があるようだ。

真面目な学生が多いところはいいが

そうでないとその学生の尻拭いに

奔走しなければならない。

最高学府の言葉も今は死語?

なんて思うことも多々ある。

それでも教育者を語るのなら

逃げずにとことん付き合っていこうと思う

4年生ゼミ終了

本日をもって4年生のゼミが終了した。

本学一番のやんちゃ君たちであったが

実際に付き合っていくと

素直な面が多々あり

卒論もしっかりと終えることができた。

あとは2月にある卒論発表会のみだが

読み上げ原稿もPPも完成した。

節目として最後はピザパーティーを行った。

Costcoのピザだったため

かなり大きかったが

さすが学生、すぐにたいらげた。

ただ、ひとり体調が悪かった学生が

インフルエンザだったことが判明。

蔓延していないことを祈るのみ。

月曜日は3回生のゼミがある。

来年度に向けた宿題を整理しておこう。

学び多い研究授業

昨日は箕面市

ある小学校の校内研究であった。

1年生の算数であった。

計画の段階から関わったが

子どもたちの興味関心をひくために

教具を開発したり

学びを深めるために

話型を考えたりと

いろいろと挑戦する姿を見ることができた。

そして本番。

何よりも授業者の話し方

発問・指示の出し方

板書の字とどれをとっても

プロの教師であった。

ぜひ学生に授業をみせたいほどの

技量の持ち主であった

授業自体も同学年で試行錯誤したかいあって

子どもの思考に沿ったとてもいい授業であった。

このような授業は

授業した本人も学べるし

なにより授業を参観した

教師すべてが学べる。

私自身も大いに学んだ

研究授業であった。

 

 

ゼミ面談を終え

来年度のゼミ生を決定するため

本学では本日までに

学生と面談することになっている。

今の2年生は本学に共に入り

昨年度は体育実技

本年度は初等体育と体育科教育法で

関わってきた学生だ。

そのため,私の現場で経験した

実践的知識を一番理解している学生である。

今の4年生3年生は

他の教師との違い(おそらくはいい加減:両方の意味で)に

惹かれ選んだ学生だ。

しかし、今回は授業の中身で選んでいる学生が多い。

本日が希望の提出日である。

6名を超えている場合

私が選ばないといけない。

教育者としては人を取捨選択することに

どうしても気がひく。

しかし大学の体制のこともあるので

学生に話したとおり「真面目さ」で選ぼうと思う。

杞憂に終わり

昨年のようにちょうど6人であることも願いつつ…

 

センター試験も無事終わり

本年度のセンター試験では

部屋のチーフの役割であった。

そのため全ての指示を出す役目となった。

前日にセリフを一度読んでみたが

あまりにも噛むので

正直不安になった。

しかし練習の成果か

当日はミスもなく無事に終えることができた。

自分がセンター試験を受けたのが25年前。

4分の1世紀前である。

その時には初めて踏み入れた大学のキャンパスに

(当時はオープンキャンパスなどなかったので)

高校よりも広いなぁの印象だった。

時がたてば自分が自分が監督する身に。

高校生の足を引っ張ることなく

無事に終えることができたのが何よりである。