体育研究と教師の成長

新米研究者の研究・教育に関するデジタルポートフォリオ

我が弱点

昨日から始めた科研費の申請書づくり。

去年はいきなり書き始めたが

今年はマインドマップから作り始めた。

 

やってみて一つ気づいたことがある。

研究方法の部分が書けないことである。

自分の弱みで

明らかにしたいことを

どのような方法で分析するのかが分からない。

 

去年2つ書いた科研費の申請書で

同様のことを事務の方に指摘された。

 

それは即ち

経験が少ないことであり

論文を読んでいる数が少ないことである。

 

自分の弱点は明らかになったので

そこを克服することを今回の目標としたい。

科研費の時期

昨日、学内の科研費の説明があり

今年もこの季節が来た。

先月の恩師との自主勉強会にて

アドバイスをいただき

先週の学会発表でヒントをいただきで

頭の中にもやもやしたものはある。

しかし、構想を練っている現段階でも

今のままでは採択されないのが分かる。

これは昨年、研究スタートと基盤研究Cで

不採択だったからこそ分かる感覚だ。

そう思うと去年よりは成長しているのだろう。

ただ、一番の成長は採択されることだ。

締め切りまで粘ってみよう!

日本教師教育学会の発表を終え

週末は日本教師教育学会が

奈良教育大学で開催された。

この学会での発表は初めてであったが

無事に終えることができた。

小学校教員志望学生の教師イメージの特徴

 ― 2016年・2017年調査の結果から ―」

という発表内容であった。

結論は指摘もされたが

当たり前のことである。

それまでの「生徒の立場での経験」が

教師イメージにつながっている。

当たり前のことだからこそ

そこから発展させることが多くあると

意見を頂戴した。

頂いたご意見のおかげで

いろいろな研究の種を頂いた。

発表することの意義を学んだ。

ただ、準備から当日と

久しぶりに疲れ

昨夜は9時間寝た。

恩師は発表のみならず

翌日の司会まで行っていらっしゃた。

師は遥かかなたの存在である。

 

中期目標

昨夜は月一回の勉強会。

恩師のゼミ室で2時間ほど学んだ。

私は週末の学会の発表練習をした。

自分でも手ごたえのない内容で

思い切って分析の方法を変えることになった。

私が発表の時間

恩師も違う会場で発表である。

恩師も発表の準備等があると思うが

一切そのようなことを言わず

つきあって頂いて感謝感謝である。

昨日は早めに終わったので

いろいろな話をした。

科研費のこと

学会の作法のこと

とりわけ私の今後につながったのが

中期目標を立てることだった。

私の現在の研究方法は

行き当たりばったりである。

持っているデータでとりあえず

論文を書いている感じである。

そうではなく

研究者として今後どのように進むのか

これから10年の中期目標を立てるように言われた。

漠然と博士課程にいきたいなと思っていたが

それは願望であって計画ではない。

いいお題をいただいた。

変わるということ

昨日,本年度最後のオープンキャンパスが終わった。

来年度に向けて本学も変わろうとしているのだが

時間が経つにつれ

「変わっているか?」と

もう一人の自分がつぶやいている。

先日,本学にかつて勤務していた先生の話を聞いたが

新しい学科を立ち上げるために

いろいろと考えて今のシステムを作ったことが分かった。

そのシステムには意図や想いがあったのだが

いつのまにはそのようなシステムは形式となる。

変えるということが

過去を否定することと捉えられると

必ず古くからの人からの反発が起こる。

「変わる」とは言うほど容易なものではない。

変わらないと成長はないのだが…

進まず

先々週に体育学会の発表があり

先週は後期の授業関係の仕事をし

今週が教師教育学期の発表の準備をしようと

計画していた。

ところが全く進まず。

原因は分かっている。

研究の結果自体が満足できるものではなく

またその分野についての知識も薄いので

自分自身のモチべーションが低いからだ。

ただ,泣き言を言ってしょうがないので

パソコンの前にはすわっている。

先ほど恩師のブログを見ると

同じ学会での発表の準備をしているようだ

先ほど読んでいた佐藤学さんの著書に

専門家が職務において活用している

高度な技法(artistry)は

長期にわたる伝承と模倣によって学ばれるとあった。

恩師を模倣するのみ。

過去は過ぎ去り

昨日の午後からFDがあり

OBの教員による

本学の歴史や思いについて講演があった。

一人の先生が

本学に教員養成コースができた経緯を

話してくださったが

その話のおかげで

現在の本学の取り組みの意図が見えてきた。

できた当初はビジョンを持ってやっていたのだが

時の流れとともに形式の踏襲となってしまうことは

どの現場でも起こることである。

ほとんどが5年未満の本学教員にとって

さまざまな取り組みの意図が分かる研修となった。

過去は過ぎ去り

未来は未だ来ず

今、何ができるのか?

何をしないといけないのか?