体育研究と教師の成長

新米研究者の研究・教育に関するデジタルポートフォリオ

FD研修会を終えて

本日は午前中が卒業判定の会議

午後からはFD研修会だった。

FDやSDなどアルファベットについていけない私だが

Siriによると

FDがファカルテ・ディベロップメントの略で

「大学教員の教育能力を高めるための実践的方法」

だそうだ。

なるほど、私が学生の頃に比べ

大学の授業が変わったように感じる。

呪文のような子守唄を聞きながらの

講義なんて今はほとんど見ない。

この辺のことは

小学校教員をやっていた私には強みである。

校内研究や自主研修でこれまでやってきたからである。

本日の内容はキャリア形成について切り口に

本学の学生の課題について話し合ったが

自分のキャリアも含めて自信をもって言えることは

「人生に無駄なし」

成長する教師

今日のタイトルは

研究室の本棚にあるのが目についたのでつけたが

現在、この本を執筆した学会に入るかどうかを思案中。

すでに4つの学会に入っており

うち1つの学会には昨年参加できなかったので

数だけ増やすのもなぁというわけである。

全く別の話で、

大学院のゼミの後輩から新たに作る勉強会の誘いがあった。

今も学会の発表に向けて文献研究をしているが

やはり一人だと自分よがりになりやすい。

教師の成長はコミュニティによる

協働的な学びであることを修論で書いた私なので

二つ返事で参加することを告げた。

教師の成長には

人との出会い

・教えてくれる人【師】

・語れる人【友】

・教える人【後輩】

が不可欠であることを実感した。

知識とダイエット

2月があっという間に終わり3月となった。

2月は主に現場(小学校・中学校)の

校内研究の総まとめを支援する仕事であった。

大学にいるときには主に

今年の学会発表に向けての準備を進めた。

と同時に、行きたいと思いつつも行けていなかった

本学のFC(フィットネスセンター)に週1・2回

行くことができた。

現時点で自分が知っている限りの知識を使い

トレーニング及び食事を行った結果

体脂肪ー3kg,

筋肉 +1.9kg

となった。

自分でも驚いたのが

筋肉があっという間についたことだ。

自分が学生時代とことなり

現在はさまざまなことが明らかになっている。

それを駆使すれば

健康的な体が作れることを実感した。

ただ、いまだに都市伝説的な情報を

マスコミも含め信じている傾向がある。

理論も時代にとともに変わるのだが

きちんとした理論に基づいた

ダイエットやシェイプアップについて

啓発する必要がある。

以前「ダイエットの授業」をつくったことがあるが

保健と絡めてこのような教材を作っていくのも

今後必要かもしれない。

書くという行為

教育学科紀要原稿の推敲を終えた今日

母校の紀要が冊子となって届いた。

思えば本年度は4本の論文を書いた。

(内1本は審査の途中だが)

勤務している大学が

設置者変更をするため

過程審に向け論文の数を増やさないといけないという

ノルマがあるのが一番の原動力だが

それにしてもよく書いたと思う。

研究の方法があいまいなのは自分でもよくわかっている。

ただ、書くという行為は自分の力量がよくわかる。

賢いふりをしてしょうがない。

恥をかける今こそ

書いて叩かれて自分を鍛えたい。

言うは易く行うは難し

今年1年間関わった小学校で

示範授業という名の研究授業を行った。

今年1年間(4学年分)の授業に

いろいろなアドバイスや意見を述べてきたが

分かりやすいと高評価を得た分

「是非、それをやってほしい」との声があがった。

現場で授業できるとは自分を高める絶好の機会と

今年1年間で明らかになった手だてを使って

2年生の算数「分数」を授業した。

結果は…

自分が指摘していた

メインにいくつくまでに時間がかかり

中途半端な授業となった。

細かいところを書くことはできるが

書くと言い訳のようで書かないが

一つ言えることは

「授業は難しい」

ただ、終わった後

「めっちゃ楽しかった」

「今までで一番楽しい授業やった」

「また来て授業してね」

と笑顔で言ってくれた子どもたちが

本当にかわいかった。

自分の意図したことができなかったが

子どもたちの頑張りや笑顔が見られたことが

何よりもうれしく感じる自分は

やはり教師だと思う。

ICT教育

昨日は、大阪市のICT活用事業の

先進的モデル校の公開授業に参加した。

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ICT活用の公開授業に初めて参加したが

アプリやタブレットなどの進歩に驚いた。

自分自身でもICTを活用した授業を行ってきていたが

課題は拡散した子どもの活動をいかに収束できるかだ。

その点を解決できるソフトも開発されており

ICTを活用した授業の魅力を感じた。

また、この学校のよさは

ICTは教育をすすめるための手段であって

目的となっていないことであった。

多くの場合、使うことが目的になりがちだが

10年ほど研究をやっている学校だけあって

そのへんのことをクリアしていた。

一番のネックは

これが全学校に広まるのに何年かかるのだろう。

我が息子にも経験させたい授業ばかりであった。

中学校の研究会が無事終わり

初めて中学校の校内研修に関わったが

昨日無事終えることができた。

授業は肯定的な意見が多く

改善点についての意見も

授業及び学校研究を推進させるための

厳しくも温かいものであった。

小学校と中学校と校種は異なれど

子どものために授業をなんとかしたいという気持ちは

同じであることを関わることで肌で感じることができた。

いい形ではじめの一歩を踏み出すことができた。

二中の先生方

お疲れ様でした。

そしてありがとうございました。