体育研究と教師の成長

新米研究者の研究・教育に関するデジタルポートフォリオ

言うは易く行うは難し

今年1年間関わった小学校で

示範授業という名の研究授業を行った。

今年1年間(4学年分)の授業に

いろいろなアドバイスや意見を述べてきたが

分かりやすいと高評価を得た分

「是非、それをやってほしい」との声があがった。

現場で授業できるとは自分を高める絶好の機会と

今年1年間で明らかになった手だてを使って

2年生の算数「分数」を授業した。

結果は…

自分が指摘していた

メインにいくつくまでに時間がかかり

中途半端な授業となった。

細かいところを書くことはできるが

書くと言い訳のようで書かないが

一つ言えることは

「授業は難しい」

ただ、終わった後

「めっちゃ楽しかった」

「今までで一番楽しい授業やった」

「また来て授業してね」

と笑顔で言ってくれた子どもたちが

本当にかわいかった。

自分の意図したことができなかったが

子どもたちの頑張りや笑顔が見られたことが

何よりもうれしく感じる自分は

やはり教師だと思う。

ICT教育

昨日は、大阪市のICT活用事業の

先進的モデル校の公開授業に参加した。

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ICT活用の公開授業に初めて参加したが

アプリやタブレットなどの進歩に驚いた。

自分自身でもICTを活用した授業を行ってきていたが

課題は拡散した子どもの活動をいかに収束できるかだ。

その点を解決できるソフトも開発されており

ICTを活用した授業の魅力を感じた。

また、この学校のよさは

ICTは教育をすすめるための手段であって

目的となっていないことであった。

多くの場合、使うことが目的になりがちだが

10年ほど研究をやっている学校だけあって

そのへんのことをクリアしていた。

一番のネックは

これが全学校に広まるのに何年かかるのだろう。

我が息子にも経験させたい授業ばかりであった。

中学校の研究会が無事終わり

初めて中学校の校内研修に関わったが

昨日無事終えることができた。

授業は肯定的な意見が多く

改善点についての意見も

授業及び学校研究を推進させるための

厳しくも温かいものであった。

小学校と中学校と校種は異なれど

子どものために授業をなんとかしたいという気持ちは

同じであることを関わることで肌で感じることができた。

いい形ではじめの一歩を踏み出すことができた。

二中の先生方

お疲れ様でした。

そしてありがとうございました。

卒業論文発表会にて思うこと

昨日は卒業論文発表会であった。

あさから体調が悪く

テンションが低いままの参加となったが

3年生が進行をしながら

スムーズに会を進めていた。

内容は研究というより

レポート的なものが多かったが

中にはいい研究もあった。

やはり指導教官による指導と

準備が大切であることがよくわかった。

来年は我がゼミ生も発表を行う。

指導と準備を怠らないようにしよう。

学校研究総括の2月

本来なら本日は

来週示範授業を行う学校で

事前授業の観察の予定だった。

しかし、昨日からインフルエンザによる

学級閉鎖となったため

大学の仕事である成績処理

及び示範授業の指導案作成に

時間を費やすことが可能となった。

昨日は来週校内研究会で授業する

中学校体育科「現代的なリズムダンス」の事前授業であった。

私や学校の先生方のアドバイスを活かし

中学生を表現の世界に引き込んだいい授業であった。

校内研修の総まとめの時期のため

ありがたいことにいろいろな校内研究に呼ばれる。

日本中に提言できるような一般化はできないが

その学校でやってきたことを一般化し

一年間の研究を形あるものにして来年度に

引き継げるようにしたい。

頑張る人たちを見ると

自分も頑張れる。

学校研究の面白さ

昨日は今年1年間関わった小学校の

最後の研究授業であった。

6年生の国語の授業で

しっとりしたいい授業であった。

授業者の課題やよさを教員全員で共有できた。

また、6回の授業を終えて

今年の研究で明らかにしたかった授業像を整理した。

真新しいことはないかもしれないが

授業における基礎基本は

実践を通して明らかになったと思う。

再来週、この授業像で

示範授業をする。

久しぶりに小学生の前で授業ができる。

このような機会を頂いた

研究校に感謝。

2月に入り

月曜日に授業がすべて終わり

昨日火曜日は前期入試

そして今日からが研究者としての活動の始まり。

明日の校内研修の講師を皮切りに

中学校区の研究会の打ち合わせ等

研究者として現場の先生方と関わることが増える。

先ほどそのことを学生に話すと

「先生は研究者やねんな」の返答。

教員から研究者に変身し

研究を深め、広めていきたい。